猛獣に射抜かれる様な愛
「…何だか疲れたな」
矢斗が部屋から出て行けば暫くはぼーっと天井を見上げれば薬を飲んでいない事に気付き
着替える次いでにお風呂に入ろう。シャワーだけして薬飲んで寝る事にしよう
新しい着替えをクローゼットから取り出せば、それ等を持ちリビングへと出た
キッチンで水を飲む矢斗の横を通り、浴室のある洗面所へと向かう
「…お風呂入って来る」
「あぁ」
「…今日は……色々と有難う」
「いや、気にするな」
礼ぐらいは言わなきゃね
色々と世話になったんだもの
悔しいけれど
有難う。