猛獣に射抜かれる様な愛


「ねぇ…早くしてよ」


「…お前なぁ」


「何?色気のいの字もない?」


「…分かってるなら何とかしろ。まぁ…今みたいな余裕は無くなるだろうがな」




身を屈め結菜の身体に触れると小さく僅かにだが反応をみせる



俺は…何してんだろーな



莉菜の妹である結菜を抱くなんざ、何を求めてるんだ俺は



莉菜を忘れられてない証拠か?それとも、莉菜の妹であるこの女に欲情したのか…



俺自身理解不能だな



まぁ理由は何でって良いか。俺はただ目の前の女を抱くだけだ



理由等必要無い。



< 174 / 333 >

この作品をシェア

pagetop