猛獣に射抜かれる様な愛
風呂から上がりバスローブに着替え髪をタオルドライしながらリビングへと入りコップ一杯の水を飲む
テレビの電源を付けソファーへ座り深夜番組を眺めるものの眠気に襲われない
身体は疲れている筈なのに眠気が来ないなんて変ね。色々な事が有り過ぎて眠気がこないのかな
ぼーっとテレビを見る事数十分、時計の針は1時半を差してる
テレビの電源を消し自室へと戻りベッドへダイブし天井を見上げた
ふと脳裏に過去の出来事がフラッシュバックした
家族が皆亡くなり、自暴自棄に陥った私は自分を痛め付ける為にがむしゃらに仕事に励んだ