猛獣に射抜かれる様な愛


頭の中でグルグル考えていると矢斗が風呂から上がった



濡れた髪がイイ男を更に引き立て色気まで増す矢斗に思わず見取れてしまう



イイ男なのに決して自信過剰では無く、無口でクールでミステリアス



こんなイイ男を女が放っておく訳がないと、いつもそう思う




「ねぇ…どうしていやらしい事されてないって分かったの?」


「…どうでもいいだろうが」


「譲に直接聞いた…きゃっ!」




真相を確かめるべく聞こうとした刹那、腕を掴まれ力任せにソファーへと座らされた。



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