猛獣に射抜かれる様な愛


自分から拒絶していた事も原因の一つかもしれないけど、だけど…



矢斗は私の心に作った分厚い壁を壊してまで入って来た













――爆発まで残り二分――









矢斗と出会ってから、どんな良い男が傍に居ようと、どんな良い男に抱かれ様と心が満たされなかったのは



貴方に惹かれ始めていたから



私は今まで自分を痛め付ける事しかして来なかった。どんなに痛め付けても寂しさや虚しさは拭えず



ただ死ぬ事だけを考えながら生きて来た。そんな私が、恋愛感情を抱くなんて自分自身驚いてる。



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