猛獣に射抜かれる様な愛



――次の日――




結局寝ても気分は晴れず、気晴らしに買い物でもしようとアウトレットへ遊びに行った帰り



時刻は午後1時になってる。亮佑って人が迎えに来る時間よね…



もう居るのかな…



重い足取りでマンションへ戻りドアを開けリビングへ入ろうとした矢先、衝撃的な言葉が耳に飛び込んで来た




「お前から連絡来たと思ったら、会って欲しい女がいるって驚いたの何のって」


「あぁ悪いな」


「おまけに莉菜さんにそっくりだし。びっくりしたさ」




え…今、りなって言った…?



りなさんにそっくり…?



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