猛獣に射抜かれる様な愛


結局その日は次会う約束を交わし、亮佑は暫くして帰宅した



その後リビングで二人で話す事になり、俺はお前に本当の事を告げた



いや、正式には此処へ連れて来た時の気持ちか。今は世話してる等思ってない



だが…今此処でお前を受け入れたら…お前の幸せを奪う事になる



お前と莉菜と俺の関係を知ったらどうなる?お前が傷付くだけじゃないのか?



だから俺はこの繋がりを隠し通すと決めた。世の中知らない方がいい事もある



そう思ってたのに



事件は起きた。



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