猛獣に射抜かれる様な愛


俺は惚れた女、お前には幸せになってもらいたい



その為なら何だってする。お前になじられ様と誰に笑われ様と構わねぇ



これが俺なりの、お前への愛し方だ



傷付けて悪い。今は辛く、苦しいかもしれないがお前が幸せになる為だ











結菜は部屋を出て行った。恐らく亮佑の所へ行くんだろうな…




「…何してんだ…俺…」




これが俺の愛し方なんざ言ってるが…亮佑に嫉妬するとか



馬鹿か俺



俺が決めた事とは言え…好きな女を他の男の元へ行かせるのは



結構堪えるものなんだな…。



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