猛獣に射抜かれる様な愛
「おい、顔引き攣ってんぞ」
「…気のせいよ気のせい」
男一人がビデオカメラを回す中主犯である奴が葵衣に覆い被さると葵衣は足をジタバタと暴れさせているが男は全く動じる事なく葵衣の着ていた服を捲りあげた
「行くぞ」
「了解」
矢斗の合図と共に固唾を飲むと矢斗は肘打ちで寝室へと繋がる窓硝子を豪快に割り手を通し鍵を開き中へと突入した
「し、司令官っ?!」
葵衣の嬌声が聞こえる中、私と矢斗はそれぞれ男の額目掛け銃口をつき付けた