猛獣に射抜かれる様な愛
結菜は片手で魁の頬を固定しつつ開いている方の手で防弾着を脱ぎ無造作に下へと落とす
頭の出血を止めるにも布がない為、己が着ているインナーを宛がおうと考えたのだ
防弾着の次は隊服を脱げば、白いインナーが露になりそれをも脱げばブラで押さえられた豊満な谷間が露になるも構わずにインナーを負傷した局部へと宛がう
矢斗はハンドルを片手にもう片方の手では携帯電話を握り締め病院へと連絡する
「救急で診て貰えるの?」
「あぁ、心配無い」
結菜はホッと安堵すれば先程脱いだ隊服を、素肌の上から羽織り片腕から順に袖を通し終えれば両手で魁の頭と身体を固定する
布にはじわりじわりと血が滲むが先程よりは出血が若干少なくなっている為、後は病院に着くのを待つのみだ。