猛獣に射抜かれる様な愛
矢斗が向かった先はマンションから車を走らせる事10分の所にある繁華街
車をパーキングへと停めるとある場所へと向かった
深夜だという事で周りには人が少なく、いると言えば水商売をしている男女に客達だけだ
矢斗は歩みを進めればある店の前で脚を止める。此処は洒落た造りの今時のバー
矢斗と結菜が初めて出会ったのもこのバーだった
此処に居なければ他に行く宛等分からない為探しようがないと思いながら扉を開き中へと入る
中は騒がしく無く物静かで店内へ入るといらっしゃいませと店員に迎えられ
矢斗は部屋の端から端へと結菜が居ないか、隈なく探した。