猛獣に射抜かれる様な愛
朝目が覚めれば真っ先にシャワーを浴び朝食を済ませ部屋へと戻る
昨夜用意していた銃をスーツの胸ポケットへとしまいマンションを後にした
愛車に乗り込み俊也の身柄が拘束されている刑務所へ車を走らせた
俊也を殺す事で結菜の国家資格は剥奪される。それ所か結菜自身刑務所生活が始まる
そんな事は結菜も重々承知している
だがそんなリスクを背負ってでも俊也をどうにかしてやらないと気が済まないのだ
常に冷静沈着で丸でサイボーグの様な結菜の目の色は珍しく変わっていた。