お星さまとお月さま。




―――現在、高校生。




天国にいるお母さん達を悲しませないように、

必死で勉強して、なんとか合格した、某名門校。




お母さんとお父さんが恋に落ちた高校でもある。



だから、私は合格が決まった時、柄にもなく涙を流した。





いつもより早く目が覚めた。


「……私は、今日も生きてる」



そう呟くのが、今では日課となっている。
< 7 / 17 >

この作品をシェア

pagetop