運命の人


クラスは全6クラス。

「明と俺同じクラスやで♪」

「ほんやな。」

「やっぱ腐れ縁やな。」

俺と遥は運よく(?)一緒のクラス
で1ーD。出席番号も前後。

「なぁなぁ。早く行こうや♪」

遥は早く行きたい様子。

「はいはい。」

学校の玄関はやっぱ混んでいて
すり抜けるのが大変やった。

クラスの前に着いて遥が急に
深呼吸し始めた。

「お前早く行けや。」

「準備体操は大切やで?」

いやいや、疑問系で聞かれても。
それから深呼吸が終わってクラス
の中に入ったら元中の友達もいて
結構いいクラスになりそう。

黒板には席順が書いてて俺と遥は
前後になった。


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