【続】WolfPrince1
話し合いが必要なことは分かるよ。
でも、お互いで意地を張り合ってる。
「淳~♪」
二人で沈黙を続けると高い女子の声が聞こえた。
「優加。
海子さんは?」
俺が聞けないことをしっかりと聞いてくれる淳太に対して俺は感謝をしている。
「大丈夫。
ちゃんとほかの女子と仲良く食べてるから安心して。
俊クンっっっ!!」
「は?俺。」
この二人はエスパーなのか。
まるで心を読まれているようで気味が悪い。