【続】WolfPrince1
恥ずかしい事を言ったという自覚はある。
俊の顔がほんのりと赤いから…-。
そんな俊を見ると、私だって恥ずかしくなってしまう。
「ば…ばかじゃねーの?
俺、何も香水とか付けてねーし!
ってか俺の臭い嗅いで海子って変態みたいだな?」
へ・…変態!?
俊はたまに女の子の事をよくわかってない気がする。
だって自分の彼女に変態って言うなよ。
よくも勇気があると思いますよ。
「変態はひどくない?
変態は!!」
「変態は変態だろ。
海子は変態なんだ~。
だってそこは否定しないもんな?」