【続】WolfPrince1
高2 ウルプリセカンド
女の怖さ
「きゃぁ…かわいい。」
真っ白のエプロンと黒のひらひらスカートが体にまとわりつく。
う・…気持ち悪い。
「あー。
海子ちゃんだぁ!」
嫌な声と共に足音が聞こえた。
その足音は徐々に近づいてくる。
「…こんにちは、先輩方。」
「いやぁ…、メイドやんの?
俊もよく許したね。
俺、ぜってーに行くから。」
「俺も、俺も!!」
一方的に話して、盛り上がっていく豊くんと誠也くん。
こう見えても、一応。
・…先輩。