七日間ゲーム
すると慶一の右腕が胴体から離れ、グシャリと真下に落ちた。
「??!」
慶一はあまりの痛みと、衝撃に顔を歪ませた。
さっき口を刺されたので、叫ぶことさえ出来ない。
腕を切り落とされたので、固定された部分が一つ無くなり、不安定になった。
「固定されてるとこは痛くないけど、切り落とされたところは痛いでしょ?それが私の今までの苦しみよ。思う存分、苦しみなさい!!」
と女は次に左足の部分を切りつけた。
すると、さっきと同じように、さっきまで慶一に付いていたはずの左足が、綺麗に切り落とされ、真下に落ちた。
慶一は顔を歪ませながら、涙を流し、意識が朦朧としているのか虚ろな目をした。