七日間ゲーム


「あ、そう言えばバッグ玄関に置き忘れてた」


と未唯菜は玄関にパタパタと走っていった。


「あれ………慶一の靴がない。寝てるんじゃないの……?出掛けてるのかしら?」


と気になり、未唯菜は二階に上がった。


この前の事件があったため怖くなったのだ。


慶一の部屋をノックする。


返事はない。


勝手に入るのを躊躇ったが、ドアノブをガチャッと開けてみた。

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