七日間ゲーム


『本当に?!良かった~。じゃあずっと一緒に居られるんだね!!


あ、朝はお母さんが時間あるから学校まで送ってくれるって!だからいつもより5分ぐらいゆっくりしてて大丈夫だよ!!』


と今回は絵文字がついた明るいメールが届いた。


「琉嘉喜んでくれた」


と母と父に伝えると、良かったわと笑ってくれた。


「じゃあ、今日は呉羽のご飯は準備しなくていいのね?」


と母はフフッと冗談っぽく笑い、


「今日は一段と豪華なご馳走作っちゃおかしら?」


と言う。呉羽は


「お母さんったらヒドイ~」


と呉羽も笑った。


すると父が、


「冗談言ってる暇無いんじゃないか?呉羽、早く準備しなくちゃ遅刻するぞ?」


呉羽はハッとして


「あ、そうだった!!」


とパタパタと走りながら洗面所に向かった。


呉羽side.end

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