七日間ゲーム
呉羽はあっさりと
「調べたの。」
と一言で片付けた。
琉嘉はさらに動揺し、
「ど、どうやって……?!だって……調べられなくなってるんじゃないの?!」
と叫んだ。
「あら?私が調べられる条件が一つあること忘れたの?」
「え」
またしばらく沈黙が走る。
琉嘉の顔色がみるみると悪くなっていく。
何かに気付き、確信へ繋がったのだろう。
「まさか…………呉羽、あたしを七日間ゲームに……?!」
「そのまさかだよ。私は琉嘉を七日間ゲームに誘った。琉嘉、今ケータイ持ってるんでしょ?メールボックス見てみなよ。」
琉嘉は服のポケットからケータイを取り出す。
「まさか………」
七日間ゲームの終了とは別に、新たな七日間ゲームのメールが届いていたようだ。