F学園~秘密の学園生活~
「はぁ?!」

母はいつも突拍子もなく変なことを言い出す。

「岬羅の写真送ったら受かっちゃったのよ!!」

「何に?」

「Flower学園の編入試験!!」

はぁ・・・?!

この母親は娘に無断で知らないとこに写真送っちゃうわけ?!

というか、なぜ写真送っただけで受かるの?

「まぁまぁ。怒らないの♪」

いや・・・。そんなこと言われたって誰だって怒りますよ??

私の母はマイペースでそれがたまに傷・・・。

「そういうわけだから、Flower学園へ明日から行ってね♪」


「いや。」


嫌に決まってるじゃん!!第一知らない場所に娘放り込むって心配じゃないわけ?!

これだからマイペースな母は嫌なのよ・・・。

「えぇ。だって岬羅しっかりしてるんだもの」

ここから電車通学ならなんとかなると思っていたけれど、
次の言葉で私の希望は打ち砕かれた。

「ちなみに寮だから、しっかり準備するのよー」

知らない学校で寮生活。
鮎川岬羅。17歳これからの人生どうなるのでしょうか・・・・。
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