夢幻の姫君
「き、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
私の悲鳴が部屋に響いた。
ケンカしていた奴らも、止めていた奴らもこっちを見た。
「どうした?!クー」
「怜・・あのね」
「アトつけたんだ」
言う前に言われた。ちょっと待ってま・・・
「キスマーク」
隼人はそう言うとニヤッと笑った。
部屋に殺気がこもる。 皆さんどうして・・・
怒りたいのはこっちだってぇぇぇぇ
「何だよ、コイツなんかキスしてんだぜ。マシだろ俺は」
そんな目線を無視して飄々と言ってのけた。
鋭い視線はアキに向けられた。
「俺は、コイツの恋人だ」
「元、だろ。 ・・・捨てたくせに」
アキと隼人の言い合いが続く。
アキはムッとしている。隼人は睨んでいる。
「いただけませんね。キスするなんて」
優がこの空気に乗っかるように言う。 僕だってしてないのに・・・と言う。
そこっ? そこなの? ってかまさかの僕っ子?!
「それより、美味しかったですか?クーは」
「美味かった」
美味しいの?! そうか、ヴァンパイアだもんね。うん。
「俺も、食べていい?!」
「だ、駄目!!」
言い分けないだろう!! ただでさえ貧血なんだから!!
私の悲鳴が部屋に響いた。
ケンカしていた奴らも、止めていた奴らもこっちを見た。
「どうした?!クー」
「怜・・あのね」
「アトつけたんだ」
言う前に言われた。ちょっと待ってま・・・
「キスマーク」
隼人はそう言うとニヤッと笑った。
部屋に殺気がこもる。 皆さんどうして・・・
怒りたいのはこっちだってぇぇぇぇ
「何だよ、コイツなんかキスしてんだぜ。マシだろ俺は」
そんな目線を無視して飄々と言ってのけた。
鋭い視線はアキに向けられた。
「俺は、コイツの恋人だ」
「元、だろ。 ・・・捨てたくせに」
アキと隼人の言い合いが続く。
アキはムッとしている。隼人は睨んでいる。
「いただけませんね。キスするなんて」
優がこの空気に乗っかるように言う。 僕だってしてないのに・・・と言う。
そこっ? そこなの? ってかまさかの僕っ子?!
「それより、美味しかったですか?クーは」
「美味かった」
美味しいの?! そうか、ヴァンパイアだもんね。うん。
「俺も、食べていい?!」
「だ、駄目!!」
言い分けないだろう!! ただでさえ貧血なんだから!!