夢幻の姫君
「ノノってこんな感じ?」

ののが写っている写真を見せた。

「そうよ!! 知ってるの? こんなに大きくなって・・・」




「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」」」




ののを知っている私を含む3人が絶叫。
 叫び終わった後でも口をあんぐり開けたままだった。

「え?どうしたの? クー」
「わ、私の、親友・・・」
「えっ?」

今日はわけのわからない事ばかりだ。 頭の中ゴチャゴチャ。
 でもわかった事はお母さんに会うことと、ののに会うことだ。

「帰る!! 地球に!!」

久しぶりに会った親友にはかわいそうだと思ったが、もうすぐに会いに来れる。
 力と記憶があるから。

クーの周りに花が舞う。 久々の魔法。
 
 力が漲り、発動しようとしたとき、ミィが言う。

「ノノの名前はノーノ・フェンタリス。あと私の名前を言えばわかるわ!!」

それを聴いて発動。 怜や真琴たちを巻き込んで。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

悲鳴が響いた。 そして戻る、あの世界へ。

 絶対母さんに吐かせてやる!! と意気込みながら。

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