夢幻の姫君
その後母と10分ぐらい話した後 真琴は帰っていった。

イラついた頭を冷やすと、出てくる疑問が一つ

「来るって言った奴の部屋、どこ?」

我が家には余分な部屋は存在しない。 居候はどこで生活するのだろう?

「お父さんの仕事部屋よ」
「うぇぇぇ?」
後ろから母登場。
思わず奇声を発してしまった…

「あんな整理されて無いとこで?」
父が使うはずだったその部屋は、今は物置化してしまっている場所のはず…

「片付けておくはずだったんだけど、できなくて。今日、明日は美羅の部屋で寝てもらうから」

What? なんて言いましたこの人… イッショノ ヘヤ…

「一緒の部屋ぁーー?」


家に私の絶叫が響いた
< 19 / 210 >

この作品をシェア

pagetop