夢幻の姫君
うぅ 朝から恥だ…
もう学校サボりたい…

そんな訳にもいかず
アレから隼人とも目をあわせず ご飯を食べ終え準備して―――

人生の中で最速で準備を終わらせた私は家を出て行こうとする
 すると―――

「一緒に行こ?」
にっこり笑顔隼人に言われ
 子犬顔だったので「うん」と言いそうになってしまったが

「ダメッ!!」
声を張り上げて バタバタと家を出た

あんなのと 一緒に歩いてたら 死ぬ!!
 女に呪い殺されるっ


自分の魅力に気づかないバカ美羅は プンプン怒っていた

家では隼人が大笑いをしていた
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