夢幻の姫君
「崎坂隼人。…よろしく」

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ
クラスに絶叫が響いた

イケメンよぉぉぉぉぉと女子の声がハンパない

うるさいなぁと思いながら、私は疑問を感じていた…
 無愛想すぎない? 家に来たときより無愛想だし…

「美羅!! すっごいイケメンじゃね?」

考えていてのの の声なんて耳に入らない

「うるさいぞ、崎坂は桐生の後ろだ」

はぁ? あたしの後ろ~? 
いやいやダメでしょう? ことわ

「はい」

ってくれないのね。2回目だよコレ なにげ

彼が通り過ぎるときに言った言葉。それは

「これからよろしくね。【桐生】さん?」

失礼ながら ぞわっとしてしまった…
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