夢幻の姫君
「ごめんごめん」

涙目になった私を見て、二人は謝った。
…笑っていたが

「説明するよ。隼人の兄弟と俺とのつながり」

真琴がしてくれるらしい

「俺、呼んでくる」

隼人は足早に去っていった。
 ここから呼んでもわからない広さって…
頭がパンクしそうになったので、やめることにした。

「座ってて」

真琴に促され、ソファにすわる

…やわらかい。コレも高級かなぁ、もふもふしてる。気持ちいい~

さっきまで少し怒った顔をしていたがもう上機嫌。いたって単純である。

真琴はバレない程度に笑っている。

ガチャ
< 35 / 210 >

この作品をシェア

pagetop