夕陽





「て・・・めぇ・・
女じゃねぇ・・・な」


「失礼ですね。
そんなに女性らしい部分が少ないですか?
とどめです。えいっ」



ゴキッ



「ぐぁっ」





・・・合気道習っててよかった・・・





・・・・・



誰かに見られてる!
視線を感じる!

『18歳の少女、4~5人の男
素手でぶちのめす。』

・・・・
そんな記事が頭のなかを過ぎる。

あ、今思えばここ、
神社じゃんか。
後ろに森もある。

あそこに逃げ込めば・・・!
足にも自信がある。

今しかない!

「あの「とぉぅっ逃げるが勝ち!」


・・・・逃げられちゃいました。
でも、・・・逃がしません。」




こちらを見ていた人は、不敵に笑うと走り出した。





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