夕陽
「なんでそれを・・・!?」
「盗み聞きしとった★」
「・・・」
殺意覚えるんですけど。
ていうかこの人、
身長高い・・。
色黒だし・・?
「なにそんなに見つめてるんや?」
「いえいえ。見つめてないっす!
っていうか・・・
なんで着替えのときとかも
覗いたりしてんのよ・・・。
まさか風呂のときも・・。」
智咲は顔は真っ青になりながら尋ねる。
「いい体しとったなぁ?
乳も悩むほどやないで?」
山崎がニヤリと笑う。
「・・・っき!
きぁあああああぁぁあぁ?!
なんで覗いてんのよ?!
変態!変人!助平!
いやあああああぁぁあぁっ!」
智咲は顔を真っ青にしたり
真っ赤にしたりしている。
「いやぁ。
しかし沖田はんもやりおるのぅ。
裸の娘を」
「喋るなぁぁぁぁぁ!
ほんっとうに最悪!最低!
こんなに人に対して
殺意が芽生えたの、
初めてかもしれない!」
山崎の言葉を遮って智咲は叫ぶ
「ほら。もう部屋に戻り?」
そういって智咲を床におろす。
「むぇぇぇぇぇ!覚えてろよおお!
山崎めぇぇぇぇ!」
「ほなさいならー!」
「むぅ。」
智咲は顔を真っ赤にしながら部屋に
戻った。