夕陽
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「はぁぁぁぁぁぁぁ?!
鬼ィ?お前が?あり得ねーだろ」
あたしは屯所に戻ると、さっきあったことすべて土方に話した。
「お前止めてよ。うーん。あたしだってわかんないですもん。
あ!よく見ると土方髪の結い上げる位置変わった?」
「何クラスメイトに話し掛ける的な感じで話しかけてくんな。敬語使え敬語を。」
額に青筋を立てている。うん、どうしようもないネ
「ていうかお前鬼なら刀で傷をつけたらすぐ治るんじゃねぇか?」
「嫌だァ!何恋する乙女を傷つけようとしてんのさァ!」
「どこが?!どこが恋する乙女だァァァ!洗濯物しながら文句ぶちぶち言ってる奴ぁ恋する乙女になれっかァ!」
ちっ!見られてたか
「声にでてんぞ、声に。」
「もぉ。仕方ないなぁ?今回だけだゾ?」
ウィンクも添えて言う。
ずぱっ!
「痛あ?!いきなり?!声位かけてよ!結構深くいったね!日頃の怨みも加えてなの?!」
「さぁなぁ?知るか。傷みしてみ?」
大人しく切られた腕を差し出す。