夕陽
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土方の部屋。
「・・・総司。お前労咳だったのか」
「・・・そうです」
目は虚ろで、どこを見ているのか分からない
「助かる方法見つかったのに、なんでそんな辛気臭い顔してんだ」
「・・・わたしのせい、で。わたしのせいで!智咲さんは!永遠に孤独なんですよ?!私なんかの為に!!!」
ぱしん。
沖田の頬を、土方が平手打ちする。
「馬鹿か、お前は。智咲はお前の笑顔が見たくてはやってるんだ!何も考えなくていい。・・・笑顔で、いてほしいんだ。」
眉間に皺を寄せて言う。
「・・・。何で・・・」
「余計なことは考えるな。」
「・・・智咲さんのところ、行ってきます。」
しっかりとした足取りで部屋を出る。