夕陽
無事、布団を引き終えて布団に潜る。
・・・・眠れない。今の時刻は現代で言うと19時で。夜型だった智咲は眠れるはずもなく。
「・・・総司さん?起きてますか?」
「起きてますよ?・・・眠れないんですか?」
「・・・ごもっとも。総司さんは眠いですか?」
「・・・眠たくないですね。全く。誰かさんがもう寝ようと言うから。」
あれ?言葉責めってこんなに苦しかったっけ?
「うええっと!お風呂まだはいってなかった!入ってきますねおほほほほ!!」
ガバリと起き上がり、着替えを持って風呂場へと向かう。ここの部屋からはあんまり遠くはない。
風呂場へ着くと、さっさと長めタオルを体に巻いて風呂の扉を開ける。
・・・誰かいるかも確認せずに。