夕陽


「そんなぁ!旦那の部屋がある・・・駄目だ狼の部屋は駄目だ。」


「誰が狼だ?あぁ?」

眉間に皺を寄せる。


「土方はんッ!たくさん奉公させていただきます!!」


春ちゃんが目を輝かせて言う。


「駄目!春ちゃんは私が責任もっておいしく頂きます!」


「鼻息荒い。あと卑猥だからやめろ。」


「そうなんですよ土方はん!おいしくいただいてくらはります?」


「きぁぁ止めて!あたいこれ以上精液で白く染まる春ちゃんを見たくない!!」


「お前はいつからそんなに卑猥な奴になったんだ」


ゴガッ


「いてて・・・。原田さんのご指導のもと。」


「・・・。好きにしろ。だが金は一銭も出さんぞ。」

土方さんは私に哀れんだ目を向けて別の席へと移動した。

< 266 / 462 >

この作品をシェア

pagetop