夕陽



「そうとう頭イカれたか?」

ドン引きされたし!


「ええええええええ!!なんでさあぁ!!一週間雑務こなして10両だよ?!10ヶ月かけて手に入るお金が1週間で!!!」


必死にしがみつく。


「お前考え方が甘いんだよ!そういうやつが大概いい話だと言われてひょいひょいとお金はらって詐欺にあうんだよ!!こっちまで巻き込まれてたまるか!は・な・せぇぇぇぇぇ!!」


「大体土方さんはそういうのを引っかかったこともないくせに何言ってんのさ!やってみないとわかんないでしょーー!!」


さっきよりも激しくしがみつく。


「そういう処理はしてきてんだよ!近藤さんの処理忙しいのにお前の処理まで出来るか!!」


「・・・ああ、近藤さんか。」

「・・・そうだ。近藤さんだ。いいから離せ!」

「嫌よ土方さん!そういや前掃除してるときに個室1部屋発見したでありんすよ?!それも隠そうってか?!女中の目はごまかせると思うなよ!」


「あ゛?知るかそれは客室だ!新しく増えた客室だ!今作った!」


「うわぁぁせこいーー!渡る世間は鬼ばかりー!」

「せこいですわよ土方さん。このお方は花魁の頂点に立てる魅力を持っております。それを今ここで壊すというのですか!」


「うわ女将さんいつのまにい!」


背後にいました。


「知るかしかもこいつ花魁じゃねぇぇぇ!しかも1週間で頂点に立てるやつぁ相当なやつだぞ?!できるか!しかもお前がいない間女中は誰がやんだよ!?」

「やーだなぁ土方さんっ!夜の間だけだよ花魁になるのは!私は夜の蝶になるのさ!!右肩に乗れるくらいの!」


「乗れるか!んな小さくなってどうするんだよ!大体花魁ってなにすっかわかってんのか?!おい総司こいつなんとかしろォォォ!」


あっちで騒いでいる総司さんを呼ぶ。っちくしょう!



< 268 / 462 >

この作品をシェア

pagetop