夕陽

「言わせてもらうけど・・・。あんまり先輩面とかしないでくれるぅ?土方さんの前だったから我慢してあげたけどぉ・・・。そういうのとかマジで無理だからぁ・・・。」


「え・・・。冬ちゃんなんか性格変わってる!」


「女には興味ないも」

「あ!やっぱり先輩関係とか関係なく友達として仲良くしたいんでしょ!!えへへー。つんつんしてないでぇ~!デレも出していいんだよ?」

「デレを出すのは男の前だけだ」

「あー分かるゥ!好きな男の人いたんだぁ?でも総司さんは駄目だよ?私とあんな関係だか・・・・。」


あーー!!自分で言って恥ずかしくなってきた。


「へぇー。でも冬には関係ないし・・・。」


「ん?総司さんに興味ないの?まぁそれはそれでありがたいけど。」


「違うよ?見てから決めるの!もしその総司って人が格好よかったら冬、惚れちゃうかも!」


きゃーきゃーと冬ちゃんは顔を手で覆い隠す。


「だっ!駄目だよ?!絶対!!ていうか見ちゃ駄目!拝見駄目!絶対だめ・・」

「智咲さーん?土方さんがー」

言った先から総司さんの声。


「づぉぅわっしゃーーー!」

「え?!総司さんなの?!どこどこ?!」


「来ちゃ駄目だめだぁぁぁ!」


興奮する冬ちゃんを抑えて急いで総司さんの声をするほうへダッシュ。


しようとするが台所を出た時点でぶつかって転ぶ。


「ぎょわ!!」


衝撃に耐え切れず、しりもち。


「あっ!沖田さんですか!」


冬ちゃんの目が食パン○ンを見るときのドキン○ゃんにににににに!!




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