夕陽


「しかも!この服は!

見えない
透けない
はだけない!!!

高機能!!」


えっへんと胸をはる。大きくない胸が、胸をはることによって胸の形が丸見えだ。


びーん


「ほんとだーどれだけひっぱってもはだけない」


「とかいいつつ中身覗いてんじゃねェェェ!!!!」


「どげぶ!!」


水着の肩紐をひっぱった左之を一回、回し蹴り。



「智咲さーん!」

「んえ?!」


総司の声がしたほうを振り返る。


「っぶ?!」


思い切り顔面に水がかかる。


「アハハハ!!ひっかかりましたね!」


「・・・むー!!ちくしょーー!!」


ダッシュで湖に飛び込み、近くにいる総司に飛び水を思いっきりかける。


「ハハハ!総司一気にびしょびしょ!」


「・・・やりましたね」


「え゛なにその黒い微笑みは・・・眼笑ってな・・・ってきあぁぁぁぁぁ!」









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