夕陽


「総司・・・。すんごい疲れたんだけど」

「同じですね。私もです」

「涼しい顔して言わないでくれる?」



ぷかぷか。


そんな効果音がでてきそうな浮き方で湖を浮いている。



「智咲ィィィ!総司ィ!水中合戦だァ!」


しんぱっちーが叫ぶ。


「いやあの今の会話聞いてました?」


「聞いてたで?疲れたんやろ?」


「なら休ませ」


「智咲さん行きましょう!!」


「どこんちくしょぉぉぉぉぉ!!!!」



無理やり総司にみんなのいるところへ引きずられていく。絶対疲れてないでしょ!




「んじゃー今から『ドキッ☆男だらけの水中騎馬戦』を行います」

「待てやゴラ。」

「ん?何」

「改名しろ。『ドキッ☆男だらけだけど女の子一人がいる水中騎馬戦』にしろ」

「長いから却下」


ちょ、ちょ、私女の子なんですけど。平助何普通の顔して言ってんだよ。


そういおうと思ったけど、なんか改名してくれそうにないので、あきらめる。



なんか酷くないですか、このやろー。


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