夕陽


ゆっくりと足元をみる。




「・・・ヒヒヒヒィィ!!誰か!!!」





「ん?どうした智咲。顔真っ青だぞ?」


左之が私の顔を覗き込む。


「そそそそんなことどうでもいいからぁ!・・・動けない」


「・・・は?」


「私の足元見てよ・・・。誰か足首掴んでるぅ・・・」


ザパン!!


ザパー


左之がいったん潜って

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