夕陽
草のちくちくした部分が手に刺さって痛いんだよ!
草むしりなんて初めてだよ!初体験だよ!
この短時間でどんだけ草むしりさせてんだよ!少しは休ませてよ!ハードだよ!激しすぎる!!!
ぶちぶちと文句をいいつつ、草をむしる。
「おっせぇ。山崎なら今の時間の三分の一で終わらせてるぞ」
「早い!!もう人の域超えてる!」
裏庭ですよ?!裏庭っていっても・・・舐めたらアカンのど飴だよ?!
結構な広さがある・・・。
「監察兼女中兼雑用」
「最悪だ!仕事多すぎなんだよ!そこら辺の人にやらせておけ!」
「お前がそこら辺の人だな」
「鬼畜!」
あー手が痛い。
「どうせならこの暑さなんとかしてくださいよー。」
「・・・いい考えがあるぞ」
土方さんが閃いた顔をする。
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現在に至る。
「何とかしてほしいのは草むしりの時だし・・・」