夕陽



「か、軽い・・・」


立って、軽くジャンプ。



「私、そういうツボに当てるの得意なんですよ」


「ふぇー・・・。」



「さ、朝餉にいかないと、おかずが取られてしまいますよ。」


差し出された総司の手を掴み、一緒に広場へと向かう。




朝ごはんを食べたあと、土方さんに休みをもらう。



そして、今まで仲良くしていた幹部たち一人一人に挨拶しに行く。



死ぬってわけじゃないかもだけど、今しておかなきゃ後悔する。





「へーすっけ?あ、読書中?」


最後に、平助の部屋へと向かった。



「んー。なんか用?」


「いや、喋るだけ。」


「へー。珍しい。」


「・・・。まぁ、話はこれだけだけど・・・。元気でね。」


最後に必ずこういう。



「・・・?どうしたの?本気で風邪ひいた?」


平助は疑問そうな顔。


「まぁ・・・。深い意味はないよ。そのままの意味。じゃあね!!」




これで全員に挨拶し終わった。総司の待っている、玄関へと向かう。


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