私の隣のキミ
アタシはそんな話題にはついていけず、咲羅の話を楽しく聞いていた。
「ユリナ!わかんないことあったらなんでも聞いてね?」
「うんっありがとぉ」
咲羅はやさしい子で中学初めてできた友達にすごく喜びを覚えて帰った。
次の日。
やっぱりクラスには緊張した雰囲気が流れていて、そんなことを気にしないであたし達は廊下でしゃべっていた。
「あのメガネの子ってまじめそう~」
「確かに~」
「あ!あのこは黒いね(笑)」
「でもその後ろの子は真っ白だね!」
なんてクラス女子の子の顔リサーチ。
・・・とそんなことしてるうちにチャイムが鳴り、あたし達も一旦教室に撤退。
「みなさん1Cには慣れましたか?」
いやいや担任の先生よぉ・・・見たらわかるだろーが(笑)
「まだ顔も名前も一致してないと思いますんで、自己紹介でもしましょうか。」
キター定番の行事!!(笑)
「じゃあ名前と誕生日、それから・・・好きな数を言ってください。」
なぜ好きな数!?
この瞬間担任の興味を疑った(笑)
そんな担任の一言一言に突っ込みを入れながら自己紹介は終わった。
「では、今週は授業のない特別編成授業なんでもう掃除をしちゃいましょうか。」
「・・・・」
相変わらず緊張した雰囲気のクラスはしらける。
「はい!じゃあ机を下げて。」
担任にそういわれたのでちんたら下げていたら
「おい、早くしろよ」
!?!?!?誰!?
「あ・・・ハイ」
声をかけてきたのは後ろの席の男の子。
確か名前は武内裕也・・・だったかな?
少しふっくらとしたかわいい感じもするけど、目つきの鋭い男の子だった。
こんなゆっくり彼のことを観察したのは彼があたしの返事も聞かないで教室を出て行った後だったのだけれど。
そのときは「怖い子」としか思わなかった。
だって、「おい」って・・・小学生のときにそんな話しかけられ方したことないし・・・中学校って怖いところだなってちょっぴり思った。
「ユリナ!わかんないことあったらなんでも聞いてね?」
「うんっありがとぉ」
咲羅はやさしい子で中学初めてできた友達にすごく喜びを覚えて帰った。
次の日。
やっぱりクラスには緊張した雰囲気が流れていて、そんなことを気にしないであたし達は廊下でしゃべっていた。
「あのメガネの子ってまじめそう~」
「確かに~」
「あ!あのこは黒いね(笑)」
「でもその後ろの子は真っ白だね!」
なんてクラス女子の子の顔リサーチ。
・・・とそんなことしてるうちにチャイムが鳴り、あたし達も一旦教室に撤退。
「みなさん1Cには慣れましたか?」
いやいや担任の先生よぉ・・・見たらわかるだろーが(笑)
「まだ顔も名前も一致してないと思いますんで、自己紹介でもしましょうか。」
キター定番の行事!!(笑)
「じゃあ名前と誕生日、それから・・・好きな数を言ってください。」
なぜ好きな数!?
この瞬間担任の興味を疑った(笑)
そんな担任の一言一言に突っ込みを入れながら自己紹介は終わった。
「では、今週は授業のない特別編成授業なんでもう掃除をしちゃいましょうか。」
「・・・・」
相変わらず緊張した雰囲気のクラスはしらける。
「はい!じゃあ机を下げて。」
担任にそういわれたのでちんたら下げていたら
「おい、早くしろよ」
!?!?!?誰!?
「あ・・・ハイ」
声をかけてきたのは後ろの席の男の子。
確か名前は武内裕也・・・だったかな?
少しふっくらとしたかわいい感じもするけど、目つきの鋭い男の子だった。
こんなゆっくり彼のことを観察したのは彼があたしの返事も聞かないで教室を出て行った後だったのだけれど。
そのときは「怖い子」としか思わなかった。
だって、「おい」って・・・小学生のときにそんな話しかけられ方したことないし・・・中学校って怖いところだなってちょっぴり思った。