ゴレンジャーの大冒険Ⅱ～宇宙からの侵略者編～

「みなさん！！新メンバーのブラックさんでぇす！！」






「よ、よろしくお願いします！！！」






ブラックがまた逃走しないように家に入った途端、自己紹介です。






ブラックは、勢い良く頭を下げました。
下げすぎてなんか折り畳み携帯状態です。






「おう！よう来たなぁ！いやぁゴレンジャーなのに一人足りへんから困ってたんや！自分はイエローや！よろしゅう！」






イエローが、ブラックの手を取って握手をしました。






「ほら……大丈夫って言ったでしょ？」






コロリンがブラックの耳元で囁きます。
その言葉に、ブラックは安心したようでニッコリと笑いました。






「ひっ…」






でもその顔はやっぱり怖いです。
思わずコロリンの口から小さい悲鳴が出ました。