虹色パレット
×偶然のようで運命のようで×
熱、38.6度。
咳も酷く、何も食いたくないし、何もしたくない。
「…くっそ…」
3日も熱は下がらず、どんどん上がっていく。
風邪なんて久しぶりだな。
いや、馬鹿だからとかってのは違う。
つーか、そんな言葉なんて嘘だ、嘘。
「…あいつ…」
あの時…。
『あたしは、春香だけど?』
『は…?春香?』
『そうよ。久しぶり』
元カノの秋香の姉…長女の春香。
『何で…』
『だぁから、いい仕事があるって』
まさか、あいつと出会うだなんてな。
秋香と別れて以来、会わなかったしな。
…しかし、いい仕事ってのもな…。
咳も酷く、何も食いたくないし、何もしたくない。
「…くっそ…」
3日も熱は下がらず、どんどん上がっていく。
風邪なんて久しぶりだな。
いや、馬鹿だからとかってのは違う。
つーか、そんな言葉なんて嘘だ、嘘。
「…あいつ…」
あの時…。
『あたしは、春香だけど?』
『は…?春香?』
『そうよ。久しぶり』
元カノの秋香の姉…長女の春香。
『何で…』
『だぁから、いい仕事があるって』
まさか、あいつと出会うだなんてな。
秋香と別れて以来、会わなかったしな。
…しかし、いい仕事ってのもな…。