虹色パレット
「紀一さんって、何の仕事してんの?」
「…最近、居酒屋で働いてるらしいが、結婚したら花屋やるって」
「空ちゃんが花好きだからでしょ?あと、女目当て」
あぁ、納得。
空だけの為じゃないだろうな。
「近々、空と会うぞ」
「よろしく言っといてね」
…でも、会ってどうするんだ?
俺、何もできないし…。
まぁ、祝うことはできる。
ケーキか花束でも贈るか。
紀一への嫌がらせの為にでかいのにしよう。
「あ、お母さん達だ」
千波の家に近づいていくと、玄関前に千波の母親と父親がいた。
「あたしを待ってるわけじゃないのよねぇ」
「馬ー鹿。そんなわけねぇだろ」
1番は、娘だろ。
「…最近、居酒屋で働いてるらしいが、結婚したら花屋やるって」
「空ちゃんが花好きだからでしょ?あと、女目当て」
あぁ、納得。
空だけの為じゃないだろうな。
「近々、空と会うぞ」
「よろしく言っといてね」
…でも、会ってどうするんだ?
俺、何もできないし…。
まぁ、祝うことはできる。
ケーキか花束でも贈るか。
紀一への嫌がらせの為にでかいのにしよう。
「あ、お母さん達だ」
千波の家に近づいていくと、玄関前に千波の母親と父親がいた。
「あたしを待ってるわけじゃないのよねぇ」
「馬ー鹿。そんなわけねぇだろ」
1番は、娘だろ。