虹色パレット
『本当よ!あたしの妹がさ、今から空って子と会うって…』
「ちょ、ちょっと待て!今、どこだ!?」
『渋谷っ』
「すぐ行く!」
チャンス!
これはチャンス!
アドレス聞けるだろっ。
「五竜っ!出かけてくるっ」
俺は急いで着替えた。
携帯OK。財布OK。
髪OK。顔……あ、メイク…。
顔を洗いながら、どうアドレスを聞くか考えていた。
ナンパするように聞くのはダメだ。
…教えてくれる?ってさりげなく言う?
こんなに考えるのは、本当に久しぶりで、今までの俺はどんなのだったか忘れてしまった。
「ちょ、ちょっと待て!今、どこだ!?」
『渋谷っ』
「すぐ行く!」
チャンス!
これはチャンス!
アドレス聞けるだろっ。
「五竜っ!出かけてくるっ」
俺は急いで着替えた。
携帯OK。財布OK。
髪OK。顔……あ、メイク…。
顔を洗いながら、どうアドレスを聞くか考えていた。
ナンパするように聞くのはダメだ。
…教えてくれる?ってさりげなく言う?
こんなに考えるのは、本当に久しぶりで、今までの俺はどんなのだったか忘れてしまった。