Strawberry & Nightsing
「何言ってんの。あんたはもっと自分自身に自信持ちなさいよ。あたしには充分、力強い支えになってんだから」
守風ちゃん…!!
「ううわーん!!ごめんね守風ちゃん!!」
私は耐え切れなくて守風ちゃんに思いっきり抱きついた。
「ちょ…!!なんであんたが泣いてんのよ!?」
だってだってー!!
私やっぱり最低だと思うもん!!
友達の親が亡くなってる時にそれに気づきもしないで歌ってたなんてやっぱりやっぱり非常識なことだしー!!
それで守風ちゃんが救われたんだとしてもー!!
私は私を許せないよー!!
「…ったく。あんたが病むようなことじゃないって…」
それから30分くらい私は守風ちゃんの胸で泣きわめいた。