Strawberry ＆ Nightsing
ねぇ、藤矢くん。
あなたは今、どこにいますか?
ムチャしてませんか?
ううん。
藤矢くんのことだから強くなるためにたくさんムチャなことしてるんだと思います。
あれから早いもので、中2だった私たちは高校生になりました。
私は今も変わらず、この街、苺市で歌を歌い続けています。
デビューも夢じゃないとこまで来ました。
藤矢くん―…。
私の歌はあなたに届いていますか?
私の歌が届いたなら、気づいてくれるかな。
私の気持ち。
あなたが大好きだって気づいてくれるかな。
きっと…届くって信じてます。
信じてるから…―。
だから今日も明日もずっとここで待ってるからね。
あなたの帰りを。
そんな想いを込めて、この歌を作りました。
〝君に捧げるWait Song〟
