BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
あたしもいつの間にか弘さんの腕の中で眠ってしまっていた。



起きたら、ベッドには弘さんの姿がなくて寂しくなった。



あたしってほんと寂しがりだな…。



ハヤトの時はここまで酷くなかったと思う。



特に暴力を振るわれるようになってからは、一緒にいるのが嫌だった。



ハヤトが家にいない方がいいと思ってた。



あたしが寝室から出るとシャワーの音がしているから、弘さんはシャワーを浴びてるんだと思った。





< 156 / 370 >

この作品をシェア

pagetop