BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
「雪乃さん大丈夫っすか?何かされましたか?」


「いえ…」





タクさんはあたしを守るようにあたしと男の間に入って聞いてくれた。





「雪乃、誰だ?この男は?」


「雪乃さん、知り合いっすか?」





男があたしの名前を呼ぶからタクさんは知り合いだと気付いてあたしに聞いてきた。



あたしは声には出さずうなずいた。







< 172 / 370 >

この作品をシェア

pagetop